2010年4月18日日曜日

航空安全講習会支援

本日開催された航空安全講習会に支部委員を派遣し、支援を行いました。

2010年4月10日土曜日

支部委員会開催

支部委員会を開催し、支部長・副支部長の互選、飛行神社参拝、管制情報懇談会、航空安全セミナー、管制施設見学、航空安全講習会、支部HP拡充、騒音苦情対策等について審議・検討等を行いました。

2010年4月3日土曜日

NDB・VORの縮退計画について

国の財政状況等の影響を受け、次のとおりNDBとVORの縮退が計画されています。
・すべてのNDBが、平成26年度までに廃止。
・廃止しても管制上影響が少ないVOR、RNAVにより使用頻度が低下する航空路VOR、一部の空港VORが、平成27年度までに廃止(縮退後も既存VORにより4000FT以上でのVOR覆域は概ね確保されている)。

廃止スケジュール
[NDB(中国・四国・近畿・中部のみ抜粋)]
平成22年度 福井・焼津
平成23年度 名古屋・新潟・佐渡
平成24~26年度 伊丹・関西を含む全国全てのNDB

[VOR(中国・四国・近畿・中部のみ抜粋)]
平成23年度 信貴・浜松
平成24~27年度 大津・信太・友・御坊・淡路・小豆・岡山・高松・玖珂・豊田・美保・河和


2010年7月12日追記
平成23年度に廃止されるVORが見直されました。
平成23年度に廃止されるVORが決定

ASI-NET FEED BACK No.2010-001

小型機航空安全情報ネットワーク(ASI-NET)の刊行物FEED BACK No.2010-001が発行されました。内容は・・・

・飛行中ENG OUT!?
・ところ変われば単位も変わる
・ピトーチューブの機能点検は慎重に
・やけど注意
・台風の余波で、あわやガス欠(種子島から鹿児島へダイバート)
・索道発見

詳細はこちらでご覧いただけます。

航空行政動向

次の通常国会に提出される航空法改正案が、2月に閣議決定されました(詳細はこれから決まるため、実際は違う形になる可能性があります)。

[准定期運送用操縦士(仮称)創設]
エアライン機の副操縦士資格が創設されます。

[特定操縦技能(仮称)の審査制度創設]
自家用を含む全ての操縦士は、3年に1度、特定操縦技能(離着陸時の操縦や非常時の操作等)が維持されていることの審査を受け合格しなければ、操縦できなくなる見込みです(不合格はない形の審査になるという情報もあります)。
審査は国土交通大臣が認定する操縦技能審査員が行います。
3年間の猶予期間がある見込みです。

[航空身体検査証明書の有効期限適正化]
航空身体検査証明書の有効期間が、技能証明の資格・年齢・心身の状態・運航の態様に応じた期間に変更されます。
人によっては期間延長、人によっては期間短縮になるようです。

[NDB・VORの縮退と小型機のRNAV]
NDB・VORの縮退が計画されているのは、別記事でご紹介したとおりです。
VORに代わってRNAV(GPSの情報を補強信号で補正しながら飛ぶ方法)の整備が進められていますが、小型機にRNAVの機器を導入するのは大変です。
日本航空機操縦士協会ではでは、RNAVとVORが平行して運用されるよう局へ働きかけています。

安全セミナー・支部総会・懇親会終了

社団法人日本航空機操縦士協会西日本支部共催の安全セミナー・支部総会・懇親会が、3月13日、大阪科学技術センターで開催され、28名の方にご参加いただきました。

総会では全ての議案が可決されましたことをご報告いたします。

ご参加いただきましたみなさま、大変おつかれさまでした。講師のみなさまにも大変お世話になりましてありがとうございました。

なお、今回は初めての試みとして、Ustreamを使用し生中継と録画を行いました(一部講義を除く)。録画はこちらからご覧いただけます。

2010年4月2日金曜日

FSC広域対空送受信サイトの通信覆域が改善されました

FSC広域対空送受信サイトと同じ周波数の子局を設置し低高度における通信覆域が改善されました。

通信覆域が改善されるエリア(平成22年4月1日午前0時から)
仙台FSC 福島北部エリア・いわきエリア
東京FSC 上信エリア・長野エリア
中部FSC 名阪道エリア・琵琶湖北部エリア

詳細は【参考資料】FSC広域対空送受信サイトの通信覆域改善