2011年4月25日月曜日

安全阻害飛行等について

国土交通省から次の通知が出されました。

[要旨]
平成23年3月25日に発生した川崎ヒューズ式OH-6D型とセスナ式172型の重大インシデント調査報告書が公表され、次のように記載されている。
・両機がお互いに相手機の位置を誤認し、十分な見張りを行っていなかった
・急旋回、急停止、蛇行飛行、急降下(螺旋降下又はセットリングウィズパワー)等は、一旦科目を開始すると、仮に他の航空機を視認できても途中で針路、高度を変更することには困難を伴うことがある

次の事項について周知徹底を。
・航空機の姿勢及び高度を短時間で変化させる科目(急旋回、急停止、蛇行飛行、急降下(螺旋効果又はセットリングウィズパワー)等)を行う場合は、他の航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれがないことを確認すること
・法92条ただし書の申請をするときは、申請書にその旨記載すること

通知原文
航空重大インシデント調査報告書